幼稚園に持っていくお弁当も、残すところあと10回となってしまいました。
きっと一生懸命食べているであろう姿を思いながら、長女が好きなおかずを夜な夜な準備する時間が愛おしいです。
幼稚園から帰って、「おべんとうぜんぶたべたよ~‼まぶしい?」と空のお弁当箱を見せてくれる午後の始まりは本当に穏やかで幸せな時でした。
私が幼稚園児だった頃も、母のお弁当を持っていっていたのですが、お弁当をひらくと母の顔と手が不思議と思い浮かぶもので…長女もそんな体験をしているのかなと思うと、お弁当に心も一緒に詰めているような感覚になりました。お弁当の時間は、本当に子供たち皆が幸せそうで、嬉しそうで、愛情も一緒に食べているんだな、お友達とお母さんの味を分かち合っているんだな、そんな雰囲気を感じたものでした。
お行儀よく食べているかな、と心配したり、お弁当の量が気になって、先生にアドバイス頂いたりと、思い出深いお弁当作りでした。今は、お弁当、3年間食べてくれてありがとう、偉かったね、と褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。
卒園してからも、お弁当、たくさん作ってあげたいと思います。(またお弁当を作るであろう高校の時まで腕が落ちないように‼)
母としての幸せな体験をさせて下さり、「お母さんのお弁当」を続けてきてくださった幼稚園に感謝しています。本当にありがとうございました。
★(台所の)カウンターごしのリクエスト「あしたはからあげいれて~」が聞けなくなるのが本当にさみしいです。
かわいかった言葉たち
♡いちごのつぶつぶを見つめて 長女
「これって、イチゴのつぶつぶじゃなくて、種なんじゃない?」
♡海藻が好きな長女。はじめてのめかぶ
「おいし~い。めかぶのささやきがする」
♡発見した 長女
「まま、お洋服が小さくなったんじゃなくて、私が大きくなってるんじゃない?」
♡夕日を見て 長女
「夕方が出かけてるね~」
♡電車の本を見て 長女
娘 「ぷらっとほーむ ってなに?」
母 「電車を待つところだよ」
娘 「…しっかりつくられてるけどね?」
追伸
お母さん先生方
暖飯が始まる頃の子供たちの嬉しさは、お弁当作りの支えとなりました。こどもたちのお弁当をいつも暖めて下さり、優しく配膳して下さり、毎日々本当にありがとうございました。