いつも心のこもった保育をして下さり、ありがとうございます。
夏休み中、もう寝るよという時間に上の子と下の子が思い立って絵本を作りました。上手とか丁寧とかではないけれど日常のひとコマが描かれていていいなぁと嬉しくなりました。
タイトルは「パンつくったよ」
上の子が文章と絵を描き 下の子が色を塗りました。最後の1ページは次の朝、下の子が自分で考えて付け加えました。朝起きると、ごはんより先に続きを描き始め、終わりかと思っていたけれど下の子の中では続きがあったのか!とびっくり。書けない文章は言ってもらいその「もういっかいぱんつくろう」の言い方が隣で聞いていてジーンとしてしまいました。
もう一冊はお姉ちゃんの絵本過去作品を読み返していたら「ぼくもかく!」と最近下の子が1人で作った作品です。
「3びきのねこ」
3びきのねこの1ぴきが他の2ひきをおどろかそうとして、もぐらに変身。びっくりして「ニャー!」
次はてんとう虫に変身。びっくりして「ニャー!」
次はそのねこが落ちてきた!そして3匹は迷路を走ってゴールする というおはなし。
背表紙の数字はシリーズ化されたものの紹介で1~100まであるそうです(笑)
なんだかすごい成長している!前回続きを付け加えただけでもびっくりしたのにストーリー性のある絵本になっている!
これを見ていたら、ただ机に向かい同じ事をするだけの一斉教育と早期教育は本当に意味が無いなと思えるし、こんな絵本はきっと作れない。きっと他園の年中さんは今頃ひらがなや数等習っている頃かもしれない。
でも、うちの子はひらがなはまだ書けないけど1人で絵本をつくれちゃうんだぞ!とその人達に教えてあげたい。
一緒にお菓子作りしたり、毎日絵本を読んだり、そんな日常が思い立って作った2冊に2人の成長と思いが見えた気がして、とても嬉しかったです。
2021.10