保育

たくさんかわいがる

先生方、いつもありがとうございます。

年長さんになったと思ったら、あっという間に4月が終わってしまいました。

Iさんがお手紙に「年長さんは早いと言われた」と書かれていましたが、私もそれを実感しています。

入園式でお花先生が「お母さんの仕事はかわいがること」「泣いたりしたときはまだこんなところがあったのねと思うのよ」とお話してくださいましたが、毎日、何度もその言葉を思い出します。私の手が遅かったり、口が多かったりで「あ、しまった…」と思うときがあるのですが、「もう、また…」ではなく「まだこんなところがあったんだ」と思うと娘を見る顔を😡から😊とすることができます。

また、新学期になってからも、お忙しい中、ブログの執筆やSNSの更新ありがとうございます。お花先生のブログや写真や文章は、子どもたちをこんな眼差しで見るのよと頭の硬い私にいつも教えてくださいます。ゆうた先生、あやこ先生のメール配信やお弁当の写真も毎日の楽しみです。

年長さんになってから、娘がお風呂に入るとき、よく「あー、今日も楽しかったー」とポツリと呟いています。どれだけ楽しい毎日なんでしょうか、ずっと一緒にいたRちゃんがお引越しすることを知り、「どう娘に伝えるか」を先生方に相談し呆れさせましたが、本当に「そんなことは大人の考え。子どもは前だけ見ている。」でした。春休み中は、よくRちゃんの話をしていたのですが、新学期になってから、Rちゃんのことをぱったり話さなくなりました。でも、毎朝、ずっと門のほうを見ていて、「Rちゃんを待っているのかな」と私は切なくなっていたのですが、しばらくして、先生方のフォローもあったと思いますが、自分で納得したのか、「Rちゃんはもういないんだけどいたら緑のいちごバッチだったと思う」「Rちゃんともやったことある」「Rちゃんマークの石だ」と、また、Rちゃんのことを口にするようになりました。前を見るとは忘れることではなく、力になるということなのかなと思いました。Rちゃんが娘とたくさん遊んでくれたことが、娘が今日も楽しくお友達と遊ぶ力になったのだなと、Rちゃん、本当にありがとう。

母の日の寄せ植えも企画や手配まで本当にありがとうございました。親子で寄せ植えをする、文字にしてしまうとほんのそれだけのことのように思えるし、時間もそんなにかからないものなのですが、(時間に関しては、子どもたちが最後まで楽しめるちょうどよい時間があの量なんですよね)、ゆうた先生が撮影してくださった姿を後から見て、幸せな時間だなぁと改めて思いました。自分たちの姿を第三者の視点から見ると、今がどんなにかけがえのない時間なのかがよくわかります。

私が先生方よりできることは、もしかしたら一つあるかもしれなくて、それが娘をかわいがることだと思うので、「今日もたくさんかわいかった!」という気持ちで毎日を過ごしていきたいです。

2022.5.5