保育

とてもとても嬉しかった事

先生方へ

10月に入り少しずつ通常の生活をとり戻しつつありホッとします。

お誕生会ありがとうございました。末っ子は、二学期スタートから運動会を楽しみにしていたので、お誕生会のリズムで運動会への期待がさらに膨らんだようでした。特に”かけっこ”が好きで、家ではぬいぐるみを仲間に入れ、大きなぬいぐるみを走らせていました。そんな姿がかわいくてたまりません。

先日、末っ子の成長を感じ、嬉しかった事をお伝えします。私はワクチン接種2回目の翌朝、副反応で朝の支度も出来ずに横になって眠っていました。夫や小学生組は各々支度をして出発しており、家には私と末っ子の二人でした。周りでゴソゴソする気配を感じ目が覚めると、手のひらにラップにくるんだ ”丸おにぎり” がスッポリ入っていました。そしてよく見ると、末っ子がちゃんと着替えておにぎりを握りながら座っていました。

私の事を心配している様子に、切なさも感じましたが、それよりも末っ子の親切心に感動しました。又、その日の気温を考えて、自分で長袖,長ズボンをセレクトし着替えている生活力にも感動しました。そして、末っ子に「朝ご飯あるよ」と言われダイニングに行くと、テーブルの上にお皿にパン、コップに入ったむぎ茶、横にちょこんと置かれたミカン。まるで末っ子とごっこ遊びの延長をしているような丁寧なテーブルセッティングに驚きと嬉しさで一杯になりました。

「ありがとね」と言うと、末っ子が「いつも甘えているからね。」と。私はこの返事にハッとしました。この子はものまねでやっている行動ではなく、自分で感じ、考え、工夫して行っている行動なのだと思い、末っ子の育ちを感じとてもとても嬉しくなりました。

日々の生活の積み重ねが、このような成長に繋がって来た事を実感します。日々の生活の中で、丁寧に手をかけ、心をつくしてあげる事がいかに大切な事なのかを。ワクチンで身体はキツかったですが、心は優しく温かい気持ちになった出来事でした。

いつも幼稚園では末っ子の事を手をかけ、心をかけ、あたたかいまなざしで見守って下さりありがとうございます。母としてもこの幼児期に大切な事を沢山学ばせて頂いています。二学期は行事も多く、なにかとせわしなくなりますが、忙しさに流される事なく、残された幼児期の日々を大切に過ごしてゆこうとさらに思います。

いつもブログやお便りありがとうございます。緊急事態宣言中も子供の成長の為 精一杯保育いただきありがとうございます。目にはみえないウィルスとの生活で心配もありますが、未来のある子供を育てる母として、コロナの波にのまれるのではなく、コロナの波に上手に乗って普通の生活に戻った時、さらに大きく成長した子供と自分が実感できる日が来る事を願って、今,出来る事を精一杯やろうと思う今日このごろです。

先生方もご苦労多いと思いますが、体には気をつけておすごし下さい。

2021.10.11