おたより

私の子育てバイブル

入園前から送っていただき、3年間毎月いただいていたお便りも在園最後となってしまいました。悩んだり気を取り直したり、また悩んだり気付きを得たり。そっと背中を押して下さるお便りに涙が止まらなくなる事も沢山ありました。一緒に季節を感じ、母としての成長を支えて下さったとても厚くなったお便りの束は、どんな本よりも大切で心に響く私にとっての子育てバイブルです。これからも大事にしていこうと思います。本当にありがとうございました。

今回のお便りにあった評価をしたりお手本にならなきゃと向き合い過ぎるあまり、苦しい育児になっているお母さんはついこの前までの私です。それはそれはネガティブな空気をまとわせていたんだろうなと反省しています。何とかしなきゃという思いばかりで、泣いたり怒ったりする我が子を(そんなことで泣いてしまうなんてなんて可愛いんでしょう。」「子供らしくて元気でいいじゃない。」なんてこれっぽっちも思えませんでした 。思えば高階のお母様方にはそんな優しい声をたくさんかけていただきました。素直に受け取れなかった自分がいましたが、たとえ気持ちとは裏腹でもかわいい探しをし、口に出して唱えるようにしているうちに 「苦>楽」が「苦<楽」に好転。自然と我が子がかわいくてしょうがない存在になりました。遊びへの意欲もぐんと増し、お家ではやりたい事が次から次へとあふれてくるのが嬉しくて楽しいです。幼稚園でも園に入ったとたん私の事はもう完全に忘れ遊ぶ事に気持ちが行っている様子を見るともっとずっと幼稚園で遊ばせてあげたいなぁと思ってしまいます。最近「幼稚園は何ですぐ終わっちゃうの?もっと遊びたいのに。」と良く言っています。よっぽど楽しいんだなと嬉しく思います 。

遅ればせながらやっとこんな状態になり、なのにもうすぐ卒園の日が近づいてきて本当に淋しいです。お母さんになってもうすぐ6年ですが、本当にお母さんになってきたのはつい最近やっとな気がするのでたまごさん。母としての伸びしろはまだまだあると信じてこれからも娘と精一杯成長して行きたいなと思います。そしてたまに疲れた時には大好きな高階幼稚園に帰りたいなと思います。