保育

自分を変える具体的な事

帰り道、自転車をこぎながら、子供が遊んでいる時に私が考えていた事は、次どのタイミングで抜けてどの仕事を片付けてしまおう、という事だった、と思いました。子どもの頭の中はどうで、どうしたらおもしろくなるか、考えられていなかったということに気付きました。これでは生活がおもしろくなるはずが無い。

帰ってから、おやつを食べて、お風呂に入り、お誕生会で買った動物と海の生き物たちをお部屋にわっとばらまいて、「(4本あしで)立たせて」と言われ、内心「えー」と思いましたが、育ての会の後なので、先生なら…気持ち良いぐらいに、パッとして下さる…!?と思い、その時のできる限り早くしました。

「狩りね」と言うので、「じゃあ、縄でつかまえるのはどう?」麻ひもを輪っかにしてわなげにしたり、「じゃあ、わなを仕掛けたってことね」と今度は子どもが考えて遊びました。お絵描きがはじまり、お姫様を描いていて、その後お姉さんが読んでいたハリーポッターがどんな顔だか、次女「描いて!」、描くと、長女「ハーマイオニーは?」「かわいい!」、長女「ロンは?」「(そばかすがおもしろいらしく)わっはっは!」、母「マクゴナガル先生ね(描く)」、長女「スネープ先生!(描いて)」、次女「Uちゃん(次女)描く!」その間夕飯の親子丼を作りに行く。夕飯を食べながら、母「ありさ先生が川さんの時、子どもが7人も入る大きな穴を掘ったんだって!」、次女「もっとおはなしきかせて…!」…「運動会楽しみすぎる‼」、長女「まけたら Mちゃん 泣いちゃうかもね」、次女「一生懸命する人がえらいんだよね!」「Uちゃん(次女)、(Mちゃんに)どうすればいいか分かる」…「Uちゃん(次女)文福茶釜好きじゃないと思ってたけど、見たらたぬきが可愛くて大好きになっちゃった!」「今まではたぬきはちょっと…と思っていたけど、今日Sちゃんがしてるのを見て、できるかも!と思ってしてみたらおもしろくて大好きになっちゃった!」、母「このあいだのTちゃん(長女)の事先生にお手紙書いたら、公子先生が掲示板に貼って下さったから、それを読んだお母さんに、Tちゃん(長女)偉いねって誉められたんだ」、長女「えー!なんで貼るのー!」、母「新しいお母さんが幼稚園で生活するとこんなに偉い小学生になるんだって安心するじゃない?この子大丈夫かな?って心配してると、子供に移ると良くないし」、長女「Yちゃんのお母さんとか心配してるもんね。」

布団に入りながらお絵描きの続きになり、「くもさん」を歌いながら、くもさんの絵を描くとキャッキャッと喜ぶので、「どんぐり」を歌いながら、幼稚園に落ちてきたどんぐりやこならどんぐり、赤ちゃんどんぐりを描くと、「またして」と言うので、「こねこのめがね」を歌いながら、こねこちゃんを描き、ありを描きネズミを描くとアンコールをもらい、また描いて…と楽しく過ごすことができました。自分を変える具体的な事に気付けました。育ての会をして頂き有難うございました。

お誕生会の日は、さあ寝よう、と一階の電気を消そうとした時「カエル…」と言われ動物のオリンピックをすると「もう一回する」もう一回すると「もう一回」またすると「もう一回」もう次は無理です…と思っていると「一人でやりたいから見てて」といわれ、ほっとしましたが…翌日から筋肉痛で長女と私は歩き方が変です  笑。次女はたぬきになって踊っています。オリンピックマーチは、「これで最後…」と思うと途中頭が真っ白になったり、涙ぐみそうになるのを「集中!」と自分に言いきかせていました。

おもしろくて、いつも心動かされるお誕生日会を有り難うございました。