保育

お母さんにかわいがられる安心感

先日はお誕生日会に育ての会、ありがとうございました。お誕生日会は先生方に協力して頂いたお店屋さんもお母さん幼稚園も含め、とても楽しい時間でした。リズムは運動会が楽しみになるような選曲で、お家でもいっぱい体を動かせそうです。

又、夏休みはこのような状況のなか、お友達と一緒にプールに入り、アイスを頂き、つくりものから虫とりなどなどもりだくさんで、お友達のお母さんにも遊んでもらったりお世話してもらったり、娘共々充実した時間を過ごさせて頂き本当にありがたかったです。どこに行くよりも娘にとっては幼稚園が最高に楽しいのです。これもいつも精一杯保育をして頂いているおかげです。ありさ先生、あやこ先生、諸先生方、本当にありがとうございます。

育ての会で頂いたアーカイブ、後半の『幼児期に何を育てておくべきか』それは安心感だと思います。という部分を読んで、ああそうか。それだけ、本当にそれだけて良いんだなあと思いました。

幼稚園に入園し、とにかく楽しく通ってくれれば良いと思っていたはずでしたが、ちゃんと育てなければ、良いお母さんにならなければという気負いが私の方に芽生え、少しずつ歯車がくるっていったように思います。幼稚園で機嫌良く、良い子で過ごしてもらわなければ。いつの間にか目的が変わってしまっていたようです。よしこ先生に一年以上前に「Mちゃん(娘)、これ以上しっかりする必要ありますか。もう全く将来まがった道にいったりする心配はないと思いますよ」というような事を言われました。一見ほめ言葉のように聞こえなくもないですが、そういうことではありません。いつの間にかこどもらしくない子になってしまっていたんだと思います。2人の生活では気づくことができませんでした。何がいけないのかもわかりませんでした。結局、日頃の生活で困ることもたいしてなく、根本的な解決策はわからないまま月日は過ぎてしまいました。声かけをかえたり、語尾に気を付けたり。お花先生が教えて下さったとおり、それでだいぶ違ったのかもしれません。でもあやこ先生にまた「Mちゃんかたくなな部分があって遊べない」と言われました。それでふとごっこ遊びが楽しくないんです。と相談しました。とにかくずーっと続くのです。ちょっとぬけては家事してとやっているうちに、いつしか娘からいかに離れるか、何とかごっこ遊びから違う遊びへ方向を変えれられないかという考えが頭の中を占めるようになっていました。「本気で遊んで下さい。同じこと何回でもやってあげて下さい。こどもってそういうものですよ。同じこと何回も何回もやるんです。私達も毎日本気で向きあってますから。お母さんも頑張って下さい。」とあやこ先生に言われました。自分なりに一生懸命やっているつもりでした。でも、無駄な期待をおしつけられたり、本気で向きあってくれない母親に、娘は不信をつのらせていったんだと思います。

その日からとにかく娘が満足するまでとことん遊ぼう。そう思って生活しはじめました。すると、娘のいっしょうけんめいな姿、夢中になって遊ぶ様子、次から次へとでてくるアイデアなど毎日毎日感心しえらいなあ、すごいなあと思うことばかりになりました。こんなに小さいのにこんなに考えて、こんなにいっしょうけんめい遊んで、一緒に過ごせばすごすほど感心して、感動して、かわいくなりました。でもそれは、先に書いたような、外できちんとふるまえるからえらい、だからかわいい。ということではなくて、ただけんめいに生きている、それがなんてけなげでかわいいんだろうと。

集中している時の真剣な横顔。疲れている夕方でも音楽が流れると全力でおどらずにはいられない姿。朝ごはんそっちのけで窓の外の雲と太陽を見つめ、太陽がかくれだすとガンバレーガンバレーおひさまと本気でおひさまを応援している様子。笑ったりあきれたりしながらも、ああかわいい、何てかわいいんだろう。こんなにのんびりしていたら幼稚園に遅れるかな…。でもそれはそれで良いかとまで思わされる姿です。多様な価値観、机上論で本当に頭で考えていたら息がつまりそうです。でも、全てとっぱらって目の前の子をただなでて、抱きしめて、かわいがってあげるだけで良いんだと思えるようになりました。

一緒にいると楽しく次から次へと一緒にやってみたいこと一緒にやったらおもしろそうなことがうかんできます。それ以上に娘からアイデアがあふれてくるので、私もワクワクとウキウキに事かくことはなさそうです。

(例えば、朝から出ている月に、おつきさまおねぼうかな?早おきしすぎ?おつきさまとおひさまのおいかけっこだね。おひさまがお月さまにおいついちゃったらどーなるの?と毎日月を気にしているので、毎日つきの観察をメモしてもおもしろそうです。でる場所も形もちがうふしぎ。おはなしやかみしばいにもできそうです。)

色々なこと、確かに興味深いけど、この子がいなければこんなことにこんなにワクワクしません。娘と一緒だから楽しい。この子がいるから毎日がこんなにも充実するんだと思ったら娘にも本当に感謝だなあと思います。

今は娘も意欲的に毎日過ごせているようで良かったです。お母さんにかわいがられるという安心感。ただそれだけで良かったのになあ…。ただそれだけが難しかった…。苦笑

とはいえ、成長とともにまた歯車がずれてくることもあると思います。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。一生けんめい保育して下さる先生方に、一生けんめい生きている娘にこたえられるよう頑張ります。

P.S. お花先生、毎日のように更新されるブログ、実家の母共々ありがたく見せて頂いています。き         み子先生、娘の様子をおしえて下さり、いつも声をかけて頂いて嬉しいです。ゆう た先生の           未就園児へ向けてのLINEメッセージも楽しく読ませて頂いています。いつもお礼がいっしょ           くたで申し訳ありません。

       娘と一緒に残りの園生活、くいのないよう過ごしたいと思います。