保育

”こってり”場面が見れました

お花先生へ

先日はご親切にどうもありがとうございました。普段は子どもにする側で、何かをしてもらう嬉しさというものを久しぶりに感じました。園便りにも書かれていた「親切」私はまだまだできていないと読めば読むほど反省しています。

以前の育ての会でお花先生がおっしゃっていた”あっさり”と”こってり”。園芸サークルの時に見た”こってり”と思われる場面にとても感動したので書かせてください。工事現場(桜の木の前)で泥遊びをしていたTくんとSくん。Tくんが使っているジョウロで遊びたくなったSくんはジョウロが欲しくて泣き出してしまいました。Tくんは自分もジョウロを使いたい…。この状況を見ていたお花先生はすぐさま駆け寄ってなりとみ先生に別のジョウロをすぐに持ってきてもらうように促して、ジョウロを待っている間泣いているSくんに「すぐにSくんのジョウロを持ってきてくれるからね、待っててえらいわね」と背中を大きくさすりながらずっと寄りそっていました。この光景を見た時、これが”こってり”なんだ!と感じた瞬間でした。Tくんも自分のジョウロで遊べたので泣くこともなく機嫌も損ねず遊びが続いていました。「Tくんも泣かないでえらいわね」とお花先生。つい”あっさり”と言葉だけの対応だったら…Tくんのジョウロを一緒に使おうね、と言っていたら…きっと2人とも泣いてしまって不満が残ってしまったのだろうなと色々な想像を巡らせていました。とてもいいタイミングに気付きをありがとうございました。

もう一点、今回の育ての会でハッとさせられたことがありました。園だよりに信号遊びの例に書かれていた”小さな子どもは良くとってあげる”良く取ってもらう経験をたくさんしないと心の広い人間にはなれません”…グサッと心に刺さりました。私自身心の狭い人間だなと…年少さんを過ぎてしまってもう遅い?反省ばかりです。卒園したお子さんで年少さんの時に作った緑色の顔のお面を年長さんになってもかぶっている子がいたというお話しを聞いて、そういえば娘の描く絵に登場するハートマークの子♡は思い返したら可愛い♡♡と私がすごくほめていた気がします。その事が嬉しくて沢山描いていると思ったらまだまだ健気で純粋なんだなって改めて気付かされました。もっと子どもと向き合って良く取ってあげる経験を増やしていこうと喝を入れていこうと思います!

<園芸サークル>

お花先生のご指導のもと、自宅のベランダに黒(コクリュウ)や赤(ヒューケラ)や白っぽい葉(ラムズイヤー、シロタエギク)の色が増えて、単調だったグリーンからお互いを引き立てる立体感のある鉢植えになってきました。小さな空間ですがちょっとリラックスしたい時に窓の外を見るのが習慣になっています。お花先生のセンスや技を勉強させてください。これからもよろしくお願いいたします。