保育

子として親として通った幼稚園

ご縁があり、また、幼稚園でお世話になり、長い間、ありがとうございました。

裕子先生と公子先生には、子として親として、この幼稚園に通えたことは、とても幸せでした。結婚しないはずだった私が子育て…。

高階幼稚園に入ってなかったら、3人も子どもを産まなかったと思います。3人いて大変なときもありますが、幼稚園で教えていただいた歌を唄ったり、リズムをしたり、カルタをしたり、色鬼をしたり、幼稚園で教えていただいたことばかりで遊んでいます。最近の新しい曲は、逆に小学生に教えてもらったりしています。

毎日の生活のリズムや、朝起きてから、子どもの起こし方、トイレ、食事のこと、歯磨き、身支度、幼児の夢の世界など。こう思い返すと、子どもとの日常から、夜寝るまでのことをたくさん教えていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

長女と長男とは、幼稚園の時と変わらない、今も同じ親子関係です。

手から伝わる、優しさ、自分の身体を通って出てくる言葉、お世話をしているといつもいつも先生の言葉を思い出します。

私は、園芸、お料理、手作りサークルに入りましたが、どのサークルも入って良かったと思っています。お料理では、子どもの為に、母親同士が一生懸命協力しながら美味しいカレーを作り、幼稚園に入る前の私の作っていたカレーとは別物でした。うれしいことに、次女の最後のお弁当はカレーでした。

手作りでは、得意ではなかった編み物ができるようになったり、子どもたちが楽しむ姿を想像しながら、お母さん同士作りました。

園芸は、最初はお花に関することが、全然分からず、お水やりのやり方も、あまりわからず…でした。幼稚園から母の日に頂くお花をきっかけに、お花先生から、育て続ける大切さ、気にかけること、栄養、よく見ること、種類によって日向や日陰の植える場所が違ったり、配色、芽が出る楽しさ、病気…色々な事が、子育てとリンクしていき、育てることの大事さや、楽しさを知ることができました。子どもたちは緑やお花がたくさんある幼稚園で、虫とりやお花でおままごとをしたり、とても幸せに過ごす事ができました。

まだまだ、子育ても、お花育ても、途中ですが、諦めず、色々考えながら楽しんでいきたいと思います。

この10年間は、私の人生の中で、とても濃いものでした。最後の一年間は、先生のそばで子どもたちへの情熱や、仕事の早さ、ユーモア…。勉強になりました。幼稚園と関われて、良かったです。ありがとうございます。