保育

気が引き締まる毎月のお便り

お花先生へ

いつもお便りありがとうございます。

今回の11月の園便りは入園説明会で話して下さったことが書いてあり入園説明会で11/1にはどこにするのか決断をしなくてはならないお母さん達を見ながら、2年前に入園するを決めるのに迷いに迷っていたあの頃の私が思い出されました。

一斉保育と自由な保育。大規模と小規模。あの頃の私は、この2つの間で本当に心が揺れました。私は子育てから楽になりたい。楽をしたい気持ち。一方で長男の自由奔放、好きに猛進、頑固さに一斉保育には向かない気質も感じていていました。

一斉保育についてけなかったら、どうなるんだろうの不安。やりたくないことをやらされるのはもっとあとでいい(小学校?)。幼稚園時代位は出来ないという劣等感をうえつけたくない。子供の自己肯定感を高めたい。幼少期くらいは好きなことを、遊びに熱中させてあげたい。

幼稚園を親の都合より、子供のため。そんなことを思いながら高階幼稚園に決めたようなあの頃を思い出しました。

縁あって入れていただいた、高階幼稚園

集団より一人。人に合わせるより、自分のやりたいことの気質が強かった池さん時代。やりたいことをやっている中で先生が気にかけて下さる環境。それに寄り添ってくれるお友達の存在。特に池さんのときの長男は、ここでよかったのかなと思いました。

『子どもさながらの遊びの生活の中に教育を入れていく』この一文に高階幼稚園の真髄を感じます。

そして『いつとはなしに、いつでもしている教育』この一文に、ドキッとしました。家庭生活でもですよね。

お便りにも書かれていた”頭のいい子”は本音の一部にはありますが…夫とは「自分たちの子供に、それを期待しちゃ可哀そうだ」とも話したような。でもそういうことではなくて、お便りにも『家庭にいい空気を作ること。(中略)育てるもの母親の感覚を研ぎ澄ませ(中略)安心感を基本に。それに尽きる』。

毎月新しいお便りがくるとたるんでいた気持ちが引き締まります。頑張らなきゃと思います。そんな思いで読んだ、11月のお便りでした。無理なさらず、お体を大事になさって下さい。いつもありがとうございます。