保育

育ての会の後

先日はお忙しい中また体調が芳しくない中、貴重な育ての会をありがとうございました。

前回の育ての会から、またおたよりを頂いてから自分自身を 振り返る毎日です。

少し前まで、なんとなく長女が成長しているのに、自分が取り残されたような気持ちになる。キリが晴れないようなモヤモヤを感じていました。

きみこ先生に、「お母さんは重しじゃなくて、肥やしになろうね。」と役員会で言われてからも、果たして肥やしになるお母さんて何だろう、長女にとって自分は嬉しいお母さんだろうか、と自問自答を繰り返しては「どうにか嬉しいお母さんになりたい!」と強く思う日々でした。モヤモヤしている時期は、きっと長女の重しになっていたと思います。

今も生活や言動全てにおいて、細かいことひとつひとつ手に取って見直す毎日は続いているのですが、こんな道中でも長女の「伸び」が感じられるおかげで、モヤモヤしている時期よりもはるかに楽しく、子供とのリズムある生活が実感できています。

卒園も間近になり、入園当初のことを思います。「高階幼稚園に入ったんだから、長女はちゃんと育ててもらえる。」と今思えば申し訳ない程一方的に思っていました。幼児を育てるのがこんなに難しくて奥深いものだと知らずに…。そこには母親の成長も不可欠だというのに。

今は、子供との生活がこんなにも嬉しくて楽しくて『味わい深い』ものなんだと思えます。

そのことを思うと、高階幼稚園に入って本当に良かったぁ…としみじみ思います。

それを教えて下さった、気づかせてくださった、先生方に感謝してもしきれないです。きっと他所へ行っていたら、子供も自分もただ大きくなってそれで良しとしていたでしょう…。

最後の最後まで伸びる!と言って下さる先生方に負けないように、残り少ない幼稚園時代を 全力で過ごしたいです。

いつも育ての会で、「お母さんは本当に偉い。」「頑張っててかわいい。」と言って下さるゆうこ先生。今回は特に心に染みて、ちょっぴり泣きそうになりました。でも、まだまだなので…背中を押して下さり、いつも感謝しています。自分も伸び盛りなんだと信じて、一生懸命子供に尽くそうと思います。最後まで母子共、どうぞよろしくお願い致します。

最近のこと

◎  台所に立つのが相変わらず好きな姉弟。エプロン姿もすっかり板についている。夕ごはんを一緒に作る毎日。(たくさん手伝う日、少しだけの日など)一通りつくり終えると、この日は「ママはもう席に座って!」と言う。待っていると、メモを持った小さな店員 さんが注文をききにきた。

     お水やおはしもちゃんと運ばれてきて、感心する。「本当に私たちがレストランを開いたら大金もちになっちゃうんじゃない?」と長女。「たしかに、こんなに小さい人がやっているレストランならおじいちゃんおばあちゃんに人気が出そう。『孫カフェ』なんてどうかな。」とパパ。

◎  実家の法事の時、私がめったに履かないピカピカの革ぐつを見た長女が、「ママが小さくなったら、私におさがりしてね!」と言う。

     先日も私の新しいセーターを見るなり、「着れなくなっちゃったら、私にお下がりね!と言う。」まだ私が大きくなると思っているのかな、と思うと可笑しくて「もちろんお下がりするね!」と約束しました。

◎  暖房をつける夜がつづいているが、あまり暖かくしていると子供が私に寄ってこなくなるので、こっそり暖房を切ったりする。そうすると、いそいそと寄ってくるので、とても暖かく、朝までぐっすり冬眠してしまいます。