保育

「手をかける」「心をかける」こと

高階幼稚園の先生方へ

いつも丁寧な保育をありがとうございます。入園してから日々学びや気づき、感謝することばかりなのに直接お伝えできていないと思いお手紙にしました。

たくさんエピソードはあるのですが書ききれない(多すぎてしまう)と思ったので1つにしぼりました。「手をかける」「心をかける」とはどういうことかについてです。

先生方の保育はとても細やかで丁寧で日々はっとさせられることがとても多く、自分の中でも取り入れたりマネしてみたりで子の変化も多くありました。雨の登園で濡れていることにすぐに気づいてすぐさま着替え袋をとってきてお着替えをさせてくれていたこと、長すぎるそでを子どもサイズに折って下さっていたこと、お帰りのコートの着せ方がとてもきれい!などなど本当に自分の子のように大切に保育して下さっているのを感じ、自分のめんどくさがりなところとかも見えつつも自分もやってみてこういう小さな1つ1つのことなのかもと気づきました。

公園の遊具が汚れていて子が乗れない…と思っていた時もふと園では拭いていたなと思い、持っていたティッシュやらで拭いて乗れるようにしてあげた時の子の喜ぶ顔がとても嬉しく「手をかける」って正直めんどうと思っていたことかもだけど、手をかけることで私自身と子の反応の喜びやらを感じられることなのだと思いました。

ご飯を食べさせてあげる、鼻もふいてあげる、遊びもとことん付き合うなどたくさん手をかけて向き合い、子が満たされると私のお願いも聞いてくれるなど子が穏やかで満たされていると親も穏やか。忍耐が必要だったりやりたいこととかあったりするけれど、家事やらを「ここで~しなければ…」的な思考をやめて今はいいかとと子ども優先でゆっくり向き合って家のやるべきこととかは柔軟にいた方が気づいてから少し楽になりました。また朝や夜に自分の時間を作ってあげること。自分が満たされなかったり余裕がないと子と向き合えなかったりして親も子も同じなのかもと思い、自分も大切にしようと思いました。子どもは未熟な母でも本当にいつも大好きでいてくれて本当に愛しいし子どもとの生活で感じることは苦しいこともたくさんあるけれど人として本当に成長させられることばかりで母になれたことに感謝しかありません。

こうしたことを改めて気づけたように先生方は子どもたちだけでなく私(母)にも短い時間でもすごく自分と子の対応を振り返るきっかけとなるお言葉や体調面を気にして下さった言葉もかけて下さり、たくさん私にも心をかけてくれたと感じる場面が多く感謝しかないです。本当にありがとうございます。

転勤もあり、カフェに遊びに来ていた時は通えないんだろうなと思っていましたが、短くてもいいからここで過ごして欲しい、私も過ごしたい!と思い入園を決めましたが、本当に入園させてよかったです!そして2人目がお腹にやってきてくれてもう少し園に通えることもとてもとても嬉しいです!

息子の時は1ヵ月自宅で、1ヵ月入院して安静にしないといけない状況でした。今回の経過がどうなるかわかりませんが、お腹の子からのメッセージを聞くことを忘れずに、身体が動かせなくても子への気持ちを忘れず、子どもと向き合いたくさん手をかけて心をかけてかわいがりたいと思います。いつもたくさんの気づき、学びを本当にありがとうございます。未熟な母とコロコロどんぐりのかわいい息子を今後ともどうぞよろしくお願い致します。

R6.3.2