保育

母として味わえた幸せ

先生方、これまで6年半通わせていただき、親子共にたくさんの愛情と優しさを注いで下さってありがとうございました。ずっとずっと先のように思っていた、全く想像もつかなかった、末っ子の卒園の日。本当にこの日がくるんだなぁと信じられないような気持ちでもあります。

はじめての登園日(2013.11.11)。ブログで温かいメッセージをいただき、ありがとうございました。裕子先が綴って下さった温かく力強い言葉。恭子先生が長女にむけて下さった温かいまなざし。これまで何度もこのブログに励ましてもらいました。

長女が朝、門で私を追い、泣いていると、さっと現れ肩に長女をかついでいった公子先生はスーパーマンのようでした。恭子先生のように穏やかで温かい笑顔を我が子にもむけたい。ああいう表情、しぐさができたら。彩子先生みたいに長女と面白おかしく笑いあい、作り物もいろいろつくってあげたい。そうは思えど、実際には思うようにできないことも多く、悲しいような虚しいような気持ちの時もありました。しかしながら、先生方のおかげで子どもたちが変わりはじめ、家の中に先生方の存在、工夫や温かさを感じる毎日になり、いつも支えられました。

”母としてはおさなご”であった私を、先生方が懸命に励まし育てて下さいました。親として子どもと関われるよう、特に裕子先生には丁寧に心を砕いて多くのことを教えていただき、子どもを信じることをいつも示していただき、本当にありがとうございました。また、ここに通い、ここで共に学ぼうと心を通わせたお母さん同士の交流が、私を勇気づけ、成長させてくれました。私自身も”できない”から”やってみよう”という気持ちになり、”できなかった…悲しい”から”次はこうしてみよう”と気持ちを立て直すことができるようになり、いつしか、”やっているうち、できた”と。それも1つではなく、いろんなことができるよういなりました。この学び舎があったからこそ味わえた幸せだと思います。3人の子どもたちのおかげで幸運にも6年以上の日々をここで過ごし、お母さんとしてのたくさんの幸せを味わうことができるようになりました。感謝、感謝、感謝、この気持ちでいっぱいです。

このような時期ですので、先生方皆様どうぞご自愛ください。

令和2年 3月21日